売上原価率を知ることは企業の利益の状態を知ること

どんな商品、サービスにも必ず原価というものが存在します。これは、その商品やサービスを作る上でかかった費用のことです。卸業や小売業なら商品を仕入れる費用を仕入原価といい、製造業なら商品を作る費用を製造原価といいますが、飲食業なら料理を提供するための食材費がかかっています。

これらが売上の一体どの程度を占めているのか、知るための比率というのが売上原価率です。この比率が高ければ高いほど、その企業はコストがかさんでしまい、利益を確保しづらいような状況になっているということなのです。そのため、どれだけこういったコストを抑えて利益を確保できるようにしていくかが重要でしょう。

一方、売上原価率と対をなしている存在が売上総利益率で、この2つを足すと100%になります。ですから、原価率と総利益率、どちらが優位になっているかによってその企業の状況やこれからの経営方針を決めていくことができます。

ただし、原価率というのは業種などによって、または企業の規模などによって大きく異なってくるものです。小さい企業と大企業ではやはり数値はかなり違ってきますし、また小売業なのか製造業なのかによっても変わってくるでしょう。

製造業の場合、経費とは商品を作るための燃料費や人件費なども入っているからです。
ですので、時系列で数値の変化を知ることや同じ業種の競合数値などを比較していくことがポイントになっていきます。きちんと把握すれば、企業の立て直しも可能になっていくのです。

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カテゴリー:会計

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