基準年に対して増減割合を示す売上高伸び率

売上高伸び率は、企業の成長力を判断するための指標で、当期売上高から前期売上高を引いたものから前期売上高を除した百分率で表されます。前期から今期にかけての伸び率だけではなく、5年や10年というスパンで、どのように推移しているかも見ることが重要です。

本比率を判断するには、業界平均と比較することがもっとも有効と言えます。それは、同じ業界であれば業界に共通する、さまざまな影響を同じように受けるからです。例えば、その業界が不況であれば同業他社はどこも同じような影響を受けてしまうでしょう。

また、本比率を見て、その増減の理由を判断することもとても大切です。売上が伸びている場合は新製品の売れ行きが好調であったり、間接的には取引先が事業の拡大中であったり売上が伸びる要因はさまざまあります。

そして、売上の伸びが鈍化した、あるいは減少に転じた場合はそれが一過性のものなのか長期的、構造的なものなのかを判断し問題点の洗い出しが必要となるのです。
一般的に売上高伸び率が順調に伸びていた時期から、伸びが鈍化した場合は企業が成熟期に達したとみることもできます。

その場合は横ばいか、あるいは減少に転じる場合もあります。これは事業規模が大きくなったことも要因としてあげられ、そこからさらに売上を伸ばすのは容易ではなくなったことを示唆しているのです。そこからさらに高成長をしていくのは、企業人の腕の見せ所でもあるのですが、会社の規模が大きくなると小回りが効かず、業務内容を維持することに注力していくべきでしょう。

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カテゴリー:会計

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