売上総利益から経費を引いたものがマイナスになる営業損失

営業損失は企業会計の損益計算書において、粗利益である売上総利益から営業経費である販売費、及び一般管理費を差し引きして計算したもので、この金額が0より小さいものをいいます。一方でこの金額がプラスになった場合は、営業利益となります。

また、粗利益から差し引く、販売管理費は売上に関する販売業務や管理業務に発生した、全ての費用が対象となる経費で、減価償却費や福利厚生費をはじめとして、多くの勘定科目があります。

通常、売上が上がる活動をするのに付随して発生するので、売上に比例してこれらの経費はかさむものですが、そこをいかに抑えるかが経営手腕ともいえるでしょう。営業損失は企業の本業での活動で損失が出たことを示すため、営業面で重大な問題があることを表しています。具体的な要因を早急に調べ、今後の措置に十分な注意が必要です。

営業損失が発生するのは、差し引くほうの販管費が巨大になることが要因の一つです。売上総利益は大幅な黒字なのにマイナスが発生するのは、ひとえに経費の使い過ぎであるとか、過剰投資による原価償却費の増加などが考えられます。

また、マイナスが巨額になると企業が考えることはリストラです。本業でマイナスが出たので当然ということになるでしょう。また、経営を見誤って例えば大きな工場を作っても、稼働率が50%にも満たないということになると、このような状況を招きやすくなります。

これは過去の企業のリストラの例をみてもわかりやすく、原因が損失が出たことによるものが多くなっているのです。ですので、企業の経営状態がわかるバロメータ的なものといえるでしょう。

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カテゴリー:会計

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