経常利益がマイナスになったことを示す経常損失

経常損失は、企業会計の損益計算書において営業利益に営業外収益を加算して、そこから営業活動以外に発生した営業気費用を差し引いた金額がマイナスになったことを指します。この金額がプラスになったものを経常利益と呼び、プラスする営業外収益は有価証券売却益、受取利息、雑収入、受取配当金などです。

いっぽう、マイナスする営業外費用には有価証券売却損、雑損失、支払利息などがあります。経常損失は、企業が通常の営業活動をする中において活動全体で損失が出たことを示すため、企業の経営状態について大きな問題があることが内外に示されます。

株価等にも確実に影響が出るため、会社の時価総額が目減りするのは必至です。具体的な要因を早急に調べ、改善策を発表する必要があるのはいうまでもありませんが、今後の対応には十分注意する必要があるでしょう。

企業会計での損益計算書の記述は、経常損失ではなく経常利益にマイナス表記となる場合もあります。もちろんそのまま表記してもいいですし、そのときには損失表記はマイナスを意味しますからプラス表記で表されるでしょう。ですから表記名についてはどちらでもよく、それは企業の慣習によります。

どちらを用いるかというと、経常利益を用いる企業が多いでしょう。財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則についての規定でも特に細かい規定はないようです。ですので、上場会社では経常利益で表記するということもありません。

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カテゴリー:会計

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