支払期限の到来が1年以上後となる負債の固定負債

固定負債は、長期損失とも呼ばれ、企業会計の貸借対照表の貸方の負債の部の一つで、支払期限が1年以上となる損失のことです。決算日の翌日から1年を以上の返済義務が予定されているものを原則とし、長期借入金糖の長期金銭債務や社債、その他繰延税金負債、退職給与引当金等の長期的な引当金などがあげられます。

これに対して、短期間に支払期限がくるそれを流動負債と呼んでいます。具体的には短期借入金、支払手形、買掛金、未払い金、1年以内に返済する予定の長期借入金などです。

貸借対照表から企業財務の健全性を見るための指標の一つで、土地建物資産を株主資本と固定負債の合計で除した比率を土地建物長期適合率と呼んでいます。土地建物長期適合率は本費目を株主資本で除した土地建物比率とともに、企業の資金源泉と資金の使い道の適合状況を分析する際に使用されます。

一般的にはこの比率は100%以内であることが望ましいでしょう。そのいっぽうで100%を上回っている場合は、土地建物の資金調達の一部が短期間で返済しなければならない短期借入金でまかなわれているため、財務面での不安が大きくなることがあります。

固定負債は支払期限が決算の次の日から1年をこえた借入金や、社債などの流動負債以外の損失のことです。退職給与引当金などのように、1年以上使用するあてのない引当金も本費目に分類されます。また、機械装置、工具器具備品などの固定資産の取得などで1年を超えて決済期日が到来する長期営業外支払手形勘定もこれに含まれるでしょう。

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カテゴリー:会計

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