棚卸資産の管理の効率性を見る指標の在庫回転日数

在庫回転日数は、棚卸資産回転日数とも呼ばれています。在庫金額を1日あたりの売上金額で除しで算出し、商品が何日かかって1回転するかを示すものをいいます。これは製品や、原材料、仕掛品など商品の管理の効率性を確認する指標の一つです。

この日数が短いほど仕入れてから販売するまでのサイクルが短いことを意味し、少ない在庫で効率よく収益を上げていると評価されるのです。これは逆に考えると、1日の売上高の何日分の商品を保有しているかを示していることにもなります。

一般に在庫回転日数の長期化は、売れ残った商品が多くなっているかあるいは製造業の場合、出荷までの製造期間が長くなっていることを示します。その長期化は現金収支の悪化に繋がることがあり、事業経営上問題です。

なお、本指標は企業や業績によって数値がかなり異なるので、その分析にあたっては各期で比較するなど、規模が同じくらいの同業他社を比較するのがよいでしょう。

また、上場企業の中には自社生産していなくても商品は外注先である製造会社が保有して、注文に応じて工場に次々に発注をかけて直接発送という形をとっているところもあります。このような形式だとその企業自体に全く在庫がないということになるのです。

販売会社あるいはメーカーとして名のある企業ですから、こうした場合はこの回転日数が限りなく早いという企業会計上の処理となってしまうでしょう。計算は在庫金額を1日あたりの売上金額で除して表します。

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カテゴリー:会計

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