科目や金額など重要度の低い営業外費用に使われる雑損失

雑損失は、企業会計の中の営業外費用のうち、科目や金額とともに比較的重要度の低いものを計上するための勘定科目のことです。本科目は営業外費用の中で、他のどの科目にも当てはめることができないもの、あるいは当てはめにくいもの、その発生品が稀かそれほど多くはなく、かつ独立した科目とするほど金額的にも重要とはならないものに用いられます。

この場合、金額は取引金額が少ないものということになるでしょう。
具体的には、盗難による損失、損害賠償金の支払い、税金の過小過不足、補償金の支払い、科料の支払い、交通違反などの罰金の納付、税金の延滞料や追徴税などです。これらは雑損失として、損益計算書の中で、営業外費用の部に計上されます。

雑損失はその内容や基準において、企業によってそれぞれが異なるでしょう。その処理にあたっては、決算事に異ならないように決め事を作り処理内容を統一化しておくことが重要です。

似たような費目に雑費がありますが、これは販売費及び一般管理費に含まれる経費となりますから、本事業得を継続するために発生した経費ということで本費目とはその内容が違ってきます。

また、金額については少額とありますが、金融商品取引法、あるいは財務諸表等規則では営業外費用の合計の10%が基準です。ですので、1項目でこの10%を超える金額である場合は独立科目として計上することとなっています。内容の重要度よりも金額のほうが重要ということになるでしょう。

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カテゴリー:会計

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