製造過程の途中にあり、原材料をいくらかでも加工した仕掛品

仕掛品は、会社会計や工業経理などで使われる勘定科目です。製産業においてある会計年度中に商品の生産をスタートしたにも関わらず、その会計年度中に生産が完了していない生産物であることをいい、または外部に販売することができない状態のものをいいます。

一般的には工場などにおいて作っている過程の途中であり、原料や材料をいくらかでも加工してあれば本費目として認識されるでしょう。
また、最終商品あるいは完成品でないといった点では半商品と似ていますが、半商品はそのままでも販売できる状態であり、加工が済んでいるという位置づけになります。

いっぽうの本費目はまだ生産途中にあり、そのままでは販売もできず貯蔵もできないという点で大きく異なることになるのです。
仕掛品は、会社会計の貸借対照表上では流動資産の棚卸資産の中で上げられる勘定科目です。

具体例をあげると、工場の生産ライン上の商品在庫や加工途中にある未完成在庫品が本費目にあたるでしょう。販売できる状態かどうかで仕掛品と半商品を区別していますが、一般の事業活動においては区別がつきにくいところが多いのも事実です。

製造業などの企業では本費目を計算期末の段階で評価する必要があり、その評価額は一般的には製造途中にある未完了の製品生産に投入している費用の総額ということになります。
一方、小さい規模での製造業などで原価計算を日常的に行っていないといった場合は、生産工程に応じて製品売価の何割として評価する、売価還元法も認められています。

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カテゴリー:会計

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