他の債権よりリスクの低いシニアファイナンス

シニアファイナンスは、他の債権より優先的に支払いが行われます。相対的にリスクが低いファイナンスのことを指し、その中で借り入れについては特にシニアローンとよばれています。シニアローンは、返済の優先順位が他の債権よりも低いハイリスクハイリターンの劣後ローンに相対する用途です。従来からある通常の貸出金のことを指します。

劣後ローンは無担保の貸出債権で、債務者である企業や銀行などが経営破綻または廃業した際に、元利金の返済が他の債務よりも後回しになる金銭消費貸借です。

また、株式に近い性質があるため、債務者にとっては自己資本に近い性質を持つ一方で債権者にとっては、返済順位の低さから万一の時には回収不能となるリスクが大きくなるでしょう。そのため金利は通常の債権よりも高めに設定されています。国内ではバブル崩壊の経営難の際に多くの銀行で用いられました。

シニアファイナンスは相対的にリスクが低い資金であり、国内において発行される企業債や銀行などから供給されている融資の多くが該当しています。一方、これに対してメザニンファイナンスは、返済の優先順位が低くリスクが高い資金のことです。上述した劣後ローンの他にハイブリッド証券、優先株、優先出資証券、永久債などがあります。

シニアファイナンスに該当する融資を行う金融機関は銀行をはじめ、信用金庫、信用組合、労働金庫などのほかに消費者金融会社などもあります。融資をする金融機関も優先順位の高い支払いとなるので、回収が容易で積極的に融資をするファイナンスとなっているのです。

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カテゴリー:会計

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