固定資産の原状を回復するためにかける費用の修繕費

修繕費は、企業会計において勘定科目の区分の一つで、業務用の固定資産の維持や修理、改良といった支出のための金額のうち、固定資産の通常の維持管理のため、または自然災害等により損壊した固定資産に対して、その原状回復をするために要したと認められる部分の費用です。

修繕費には、建物などの維持管理やそのための保守料、パソコンやネットワークサーバの保守のための保守管理料、自動車の車検や法定点検、修理などの経費、機会や事務機器などの修理・保守定期点検・部品交換、水道設備の修繕、机や椅子の修理、ガラスの張り替え、屋根の瓦の修理、建物などの外壁の塗り替えといった費用があります。

企業会計上の収益的支出に該当し、原則として必要費目に計算できます。また損益計算書においては、販売費や一般管理費に計算されます。

固定資産の修復に関する支出であってもこれによって資産の耐用年数が延びるなど、基本性能が高まるといった、その資産価値が高まる場合には資本的支出として、固定資産の取得価額に加算し、その後減価償却による費用処理を行うこととなるでしょう。

資本的支出に該当する例としては、建物の避難階段の取り付けといった物理的に追加した部分の金額や、用途変更のための模様替えや、改造や改装、改築に要した金額があります。機械の部分品などを品質の良いものや性能の高いものに交換した場合も、その取り替えた金額のうち、一般的な取り替えの金額との差額などが含まれます。

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カテゴリー:会計

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