経営分析に不可欠な商品在庫の棚卸資産回転率

同じ品物がどれだけ売れたかをうらなう指標として、棚卸資産回転率があります。これは棚卸資産を在庫に置き換えて、在庫回転率と呼ぶ場合もあるでしょう。どの商品がどれだけ売れたかは、企業にとってはとても大切なことです。人気の商品であればすぐに売り切れるでしょう。

一般的に商品を売り出すときには、ある程度の売上げはあるだろうと期待して仕入れ数を決めます。それが売り切れたら終わりにするパターンと、また同じものを仕入れるパターンとの大きく2つに分けられるのです。

もちろん全く売れずに在庫として残る場合もあるので、それは3パターンめということになるのですが、ここではそれは考えません。一つの商品がすべて売り切れたとしたら、また同じものを仕入れることとします。そしてそれが売り切れてしまうと、その商品の棚卸資産回転率というのは2回となります。

これは2回売り切れているということからそのようになるのです。
実際には棚卸資産回転率というのは次の式、売上原価÷在庫金額で表されます。そのため、必ずしも売り切れなくてもこの公式で求まるということになるのです。

ただし、高いほど売れているということでうれしいことには違いはないのですが、利益率は考慮していないので、これだけではどれだけ売れても利益がどうなっているのかはわかりません。それでも売れ筋の商品ということはわかるので、次の商品戦略にとって大きな指標になることは間違いないのです。

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カテゴリー:会計

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