道具・物品を使っていない状態で一時的に保管する貯蔵品

貯蔵品は、原材料や商品以外のもので、販売や事業活動をするために必要な道具や物品であり、未使用の状態で一時的に貯蔵してあるものをいいます。

具体的には収入印紙や切手、見本品、包装用・荷造り発送用の材料、事務用品、そして消耗品や消耗工具、カタログやパンフレットなどの広告宣伝物などのまだ使っていないものが挙げられるでしょう。

これらは購入時に一旦費用として計上されるのですが、期末までに使用されずに残ったものについては今期の費用とはせず、資産計上して来期に繰り越す必要があり、その際に戻入れをするための勘定科目です。貸借対照表上では流動資産の部に計上されます。

上述した物品は、それを使用した時点で費用に計上することが原則です。一方、損益の特例により、見本品、広告宣伝物、包装材料、作業用消耗品、事務用消耗品などは期末に未使用品が残っていても、購入時に費用処理してあれば、貯蔵品として計上しなくてもよいとされています。

通常この場合は企業の中で継続的に使用されるものに限られます。また、燃料油等で製品の製造のために補助的に使用されるものはこの費目として計上できるとされているのです。

貯蔵品の税務上の取り扱いは、今期に購入した消耗品が、決算時に未使用のまま残っている場合、このときは消耗品費から本費目あるいは消耗品という勘定科目に振り替える必要があります。ただし、毎期一定数量を購入し、経常的に消費するものは購入時に消耗品費として計上してもよいことなっているのです。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:会計

このページの先頭へ