配当性向の低い日本と海外の性質の違いとはなにか

一般的に日本の会社が株主に配当を支払っている率は外国の企業と比べて低く、20から30%程度というところが多いと言われて入ります。欧米は平均で44%という実績が2007年前後であります。

この原因についてはいくつかあるとされていて、ひとつは今までの会社経営は株式持ち合いがあり経営側が投資家のほうをあまり優遇しようとしていなかった傾向があった事です。また、今まで日本企業は、「安定配当」を選ぶ企業が多くありました。

これは、業績がよくても悪くても一定の配当金を支払う仕組みで、リスク管理の側面としては堅実な日本企業の性質がうかがえます。ですが、最近では、株主側から利益の適正な見返りを求める意見が多くなってきているのです。逆に考えれば配当の率があがる伸びしろがあるので、改めて日本企業に目をつけている投資家も少なくありません。

特に目をつけるべきは、トヨタなどの成熟した企業だとも言われています。通常こういった市場を相手に商売をしている会社は、さらに大きく何かをしかけにいくような投資をあまり必要としないため、本比率を高めることを市場は期待しているのです。

一般的にこの比率は低い場合は、利益処分に余力があるということを表し、その分だけ会社の内部留保が手厚くおこなわれていることを意味しているのです。また、成長する会社は、利益をできるだけ投資に回すことでさらに事業規模を拡大して企業価値を上げられるので配当支払率が低い数字になっても市場で認められます。

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カテゴリー:会計

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