親会社の単独決算と子会社などの連結決算との比率の連単倍率

連単倍率は、単体財務諸表の数値である親会社の単独決算と、連結財務諸表の数値である子会社と親会社を含めたグループ全体の連結決算との割合を表わしたものです。一般的には、利益の項目との比較で利用されることが多いのですが、売上高や総資産、純資産といった項目の比較で利用される場合もあります。

この指標を見ると、企業グループにおいての子会社や関連企業などがどれだけ親会社の収益にプラスとなる貢献をしているかを測ることができるでしょう。

具体的には利益の倍率において、1倍を少しでも超えていれば連結決算となる子会社・関連企業の利益がプラスに貢献していることになりますが、一方で赤字により大きく足をひっぱってしまう子会社があればそこは超えていない事になります。

通常、連単倍率が大きいほどグループ全体の力が強く、これはグループ内の子会社や関連会社の比重が高いことを指します。その一方で倍率が低くなればグループ内における親の比重が高くなり、その影響力は絶大なものとなるのです。

また、連単倍率が時系列で順に高くなっている場合は、連結決算グループとして事業運営がとても順調に進んでいるといってもいいでしょう。

純利益は、連結当期純利益から単独当期純利益を除したもので表わすことができますし、また、売上高は連結売上高から単独売上高を除した金額として表わすこともできます。一般的には単純に本指標を指すときには、利益ベースで示すことが多くなっています。

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カテゴリー:会計

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