ベータ値とは、個別証券とマーケットとの連動性を示すリスク指数のことです

ベータ値(β)は、ある単独の個別証券とマーケット(市場)との連動した動きを示すリスク指標で、例えばある株式、すなわち銘柄の変動幅が市場平均の価格変動と比較してそれが大きいか小さいかを示します。

すなわち、個別銘柄の投資収益率の市場平均収益率に対する度合いを示す指標で、この値が1の場合は市場平均と同様の値動きであることを示すのです。したがってその数値が1よりも大きい場合は市場平均よりも値動きが大きく、逆に1よりも小さい場合は市場平均よりも値動きが小さいことを示します。

一例を示しますと、ある個別銘柄のベータ値が2.0である場合、市場全体が10%上昇すると、その銘柄は20%上がり、100%下落すると、その銘柄は20%下がってしまうことになります。なお、この値を推定する方法は複数あり、そのひとつであるヒストリカルベータ方式では、過去のデータをベースにして計測されるのです。

ベータ値は、現代ポートフォリオ理論でしばしば用いられ、個別の株式銘柄の動向分析以外に、ファンドのポートフォリオ(資産運用の構成)の収益率を分析する際にも使用されます。

このような使い方の場合は、株式ファンドではTOPIXあるいは日経平均株価などの株価指標に対して、そのファンドがどの程度の反応を示して連動する値動き(値上がり・値下がり)をするかを示す数値になるのです。その一例を示しますと、この値が3であれば、株価指数が1%上昇すると3%の上昇を意味します。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:銀行

このページの先頭へ