米連邦預金保険公社は米国で被保険銀行の預金を保護するためにある公社のことです

米連邦預金保険公社は、Federal Deposit Insurance Corporationで、FDICと略されています。FDICはアメリカ国内で被保険銀行での預けたお金を保護する目的で米国政府の公社(独立機関)として設立されました。

本公社が設立された経緯は、かつての世界大恐慌で多数の銀行が破綻したため、預金の保護政策の必要に迫られた政府がマサチューセッツ州での預金保険基金をモデルとして1933年(昭和8年)に設立されました。

FDICに加盟している銀行が破綻した場合、普通、当座、譲渡性などはお金を預けた者に対して10万米ドル、個人退職金としてさらに25万米ドルまでの預金保険が約束されています。この金額は例えば1USドルを100円に換算すると、1000万円~3500万円ということになります。

アメリカでの金融機関の実情を反映して、米連邦預金保険公社は、1930年代に起きた世界大恐慌後も何度かの金融危機に見舞われており、1980年代後半~1990年代はじめにかけては貯蓄貸付危機(S&L危機)が発生し、2000年台後半(2008年~2009年)には世界的な金融危機に発展したサブプライムローン問題があり、このため、預金保険基金の財源が多数の銀行破綻を支えきれない事態に陥っており、その対策が講じられることになっています。

ちなみに、日本で設立された預金保険機構は米連邦預金保険公社を参考として1971年(昭和46年)に設立されています。

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カテゴリー:銀行

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