保険金支払方式は金融機関が破綻した場合、預金保険機構が預金者を救済する方法です

金融機関が絶対に破綻しないという神話は成立しなく、今までに破たんした例がいくつもあります。このような事態になると被害を受けるのはお金を預けた者であり、破綻した金融機関には預金を払い戻す力がありませんから金融パニックが起こります。

そのような時に預金してあるお金を基本的には1000万円とその利息分までは保証するというのが保険金支払方式です。ちなみに2002年以降にペイオフ制度が実施されて、普通、当座、定期などのお金を保証する金額がこの額に決まりました。

ただし、これは最悪のケースであり、一般的にはそこに至る過程では破綻処理に少ないコストで、金融混乱を最小限とするために、最初の段階では資金援助方式が優先されます。これは破綻した銀行の受け皿となる先を見つけて、受け皿になる先である金融機関に預金保険機構からの資金援助を行うものです。

しかし、資金援助方式が諸般の事情で不可能な場合には保険金支払方式が実施されます。なお、保険金支払方式で預金者を保護する場合には、預金口座の名寄せが行われるので、お金を預けた者は保険金支払請求書と本人確認書類を預金保険機構に提出して請求すると言う手順を踏まなければなりません。

このようにこの方式は金融機関が万一破綻して、その承継銀行あるいはブリッジバンク、受け皿銀行と呼ばれる銀行が2~3年間見つからないという場合に実施されますが、今までにこの方式を必要としたケースは見られません。

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カテゴリー:銀行

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