預金歩留まり率は引き出されずに銀行に残るお金の割合

銀行はお金を扱うところであり、顧客に対して貸出しを行ったり、資金を預かったりします。個人であれば口座を作りそこに自分の資産を入金して預けることになるのです。銀行からの貸し出すお金は、預金口座に保有されることになり、このお金のうち、引き出されずに銀行にある金額の割合を預金歩留まり率と言います。

例えば100万円口座にあり、これを全部口座に残す場合には、この率は100%となり、逆に全部口座から引き出す場合には0%となります。また半分50万円を残しておけば、50%の割合となるのです。

この銀行にあるお金は企業への貸出金などにも使われることになりますから、各個人や企業の口座に残る金額が多ければ多いほど、その率は増えていき、貸し出せる財源も多くなるということが言えます。

また預金残高や貸出金額の大きさは、その国の景気に反映され連動しています。たとえば景気が良ければ、企業などは設備投資などを積極的に行い、銀行からの借入れも積極的に行い、そのために銀行もどんどん企業にお金を貸し出します。

また個人や各企業で預金と貸出しが繰り返し行われることになるので、自然と銀行にある残高も増えていくことになるのです。

しかし逆に景気が悪ければ、貸出しも控え、企業も投資も控え、預金口座も流動性が低くなり、その国全体のお金の流れが悪くなります。そうすると、金融機関にある残高は減るスピードは遅いですが、ゆっくりと徐々に少なくなっていくのです。このように、金融機関のお金の流れを見れば、その国の景気状態もある程度わかるのです。

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カテゴリー:銀行

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