連邦預金保険公社は、銀行破綻から預金を守る機関

連邦預金保険公社とはアメリカ政府の機関の一つで、英語のFederal Deposit Insurance Corporationの各単語の頭文字を取って、FDICと略されるのが一般的です。

1929年に起こった世界的な経済恐慌で、数多くの銀行が破綻しました。こうなると、個人が預けたお金は戻ってこず、国民は大切な財産を失ってしまうことになります。そこで1933年、銀行や金融機関に預けたお金に保険を付けて、国民一人一人の口座を守るための機関として誕生しました。

連邦預金保険公社に加盟している銀行が破綻した場合、一人の利用者につき10万米ドルと、米国の個人年金制度である「個人退職勘定」として、25万米ドルまでを補償します。

この保険の対象となるのは、普通預金、当座預金、譲渡可能払戻指図書(利息付き当座用口座)、市場金利連動型普通預金(限定的な決済機能付き普通口座)、譲渡性預金(決められた期間以上の預入が条件となるもの)、小切手など預金口座に準ずるものです。

したがって、複数の銀行にお金を預けている場合は、それぞれの銀行口座が保護されます。つまり、5つの加盟銀行に10万米ドルずつを預けていれば、合計で50万米ドルが返ってくるというわけです。

この制度をモデルにしたものが、日本の預金保険機構です。不況などで金融機関が破綻した際に、国民の財産を守るためのもので、金融機関にお金を預け入れた時点で、自動的に保険に加入する制度となっています。

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カテゴリー:銀行

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