マーケットシェアは企業戦略を組み立てる際に用いる数値

マーケットシェアとは、同じような種類の商品やサービスを提供する、複数の企業の販売量や販売額の合計に対する1つの企業の販売量や販売額の割合のことで、通常は百分率で表され、「市場占有率」「市場占拠率」とも言われます。

例えば、市場全体の取引額が10億円で、ある企業のその市場内での取引額が1億円だとすると、マーケットシェアは10%ということです。
マーケットシェアは、新規参入を考えている会社が、その業界の寡占状態や、一定の企業への集中度などを確認し、参入の是非を判断する場合や、既参入会社が自社の市場における位置付けを確認し、今後の競争戦略を組み立てる際に用いられます。

また、会社の吸収・合併を検討する際にも、その判断材料の1つとして、吸収・合併後の市場占有率がどのように変化するのか、ということが検討されることとなります。

この割合を、同じ複数の企業の取引量や取引額の合計に対する1つの企業の取引量や取引額をもって算出するといっても、世界規模でみるのか、日本の全国規模でみるのか、東京や北海道といったある一定の地域のみでみるのかによって、その割合は異なるものとなる場合があります。

したがって、企業がどのような戦略を組み立てるうえでこの割合を参考とするのかによって、算出する範囲の規模、広がりを変える必要があるということになるのです。

なお、1つの会社の中で複数のブランドを所有している場合は、市場の販売量・額の合計に対する、1つのブランドの販売量や販売額の割合である「ブランドシェア」を用いることもあります。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

このページの先頭へ