ライアビリティの有無により保護される借主、カード利用者

ライアビリティとは、直訳すると責任、借金、債務、負債などの意味があります。お金の貸し借りをする場合にも、これらの直訳が当てはまりますが、特に「責任」という意味に着目した場合、お金を貸した側が負うものを「貸し手責任」、お金を借りた側が負うものを「借り手責任」と言い、両者のうち重要となるのは貸し手責任でしょう。

これは、借主へ必要な情報を開示する義務、過剰な貸付けをしない義務、消費貸借契約や割賦販売契約などの契約の内容を説明する義務、借主の個人情報を保護する義務などが考えられます。

例えば、クレジットカードのキャッシング機能を使ってお金を借りた場合には、利息を付して返済をしますが、その利息が利息制限法に違反するような高い金利であったときは、払い過ぎの金利を取り戻すために、貸主に過去の取引履歴の開示を要求することとなり、貸主としては、このような借主からの情報の開示請求に応じる義務があるのです。

ライアビリティは、クレジットカードでは、別な使い方をする場合もあります。クレジットカードの所有者が、カードを盗まれたり、紛失したりした場合に、盗んだ人、拾った人に不正に使用されてしまうことがありますが、そのような場合に備えて、一定の条件を満たしたカードの所有者には、その不正使用から生ずる責任を負わせないというサービスがあり、このようなサービスを「ゼロライアビリティ」と呼んだりしています。

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