ROIで投下した資本と利益との関係を把握する

ROIは、「Return On Investment」の略であり、企業が投下した資本に対して、どの程度の利益を得ることができているのか、つまり、投下した資本をどの程度回収することができているのかを表す数値です。

日本語では、「投資利益率」や「投下資本利益率」と呼ばれます。この数値を把握することにより、投資に見合った効果が得られているのか、何年事業を継続すれば投下した資本を回収することができるのかがわかるので、企業の経営判断、事業継続の是非の判断などに用いられます。

ROIは、利益÷資本×100(%)で表されます。例えば、ある事業を実施した結果、2,000万円の資本を投下し、1年間で利益が500万円だった場合、500万円÷2000万円×100=25%となり、このペースで4年間事業を継続することができれば、投下したものを回収することができるということになるのです。

ROIは、クレジットカード業界においても重要な指標となります。例えば、新たにクレジットカードの会員になると、そのカードの利用ポイントを5,000ポイント差し上げます、というようなキャンペーンをすることがよくありますが、このようなキャンペーンを行う場合には、新規会員にいきなり5,000ポイントを与えることになるので、それだけの資本を投下することと同じです。

しかし、そのことによって、多くの新規会員を獲得し、その新規会員がクレジットカードを利用して買い物をすればするほど、手数料収入が入り、多くの利益を得られます。そこで、このようなキャンペーンが効果的なのか否かを判断する際に、重要な指標となるのです。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

このページの先頭へ