ライフサイクルとはどのようなサイクルですか

ライフサイクルとは、人の一生を円環に描いており、ライフスパンともよばれます。この考え方が浸透したのは、精神分析家で発達心理学者のエリク・H・エリクソンの『ライフサイクル その完結』による影響です。

ここでは、人生を8段階に分類して、それぞれが解決すべき課題があると定義されており、具体的には、乳児期、幼児期、幼児期初期、学童期、青年期、成人期初期、成人期後期、老年期と分類されます。たとえば、発達課題は、次の発達段階の基礎となるため、これらはピラミッド型となります。

近年では、この考え方は、商品だけではなく情報システムや運用管理、改善計画だけでなく、ビジネス現場でも使われるようになりました。たとえば、ある商品がマーケットに投入された後、成長する、成熟して衰退していく4段階の期間を測定し、広告や価格設定といったマーケティング戦略にも利用されています。

また、売上高や利益水準、他社との競争状況などを検討するために、このスパンを利用することもあるようです。ただし、投入期は利益はなく、広告費や開発費などが初期投資費になるため、赤字になります。

しかし、成長期になると、徐々に市場に浸透していき、売上げが伸びて、商品稼働率も上がるため、製造コストは下がり、ようやく利益が出るのです。成熟期では、売上げの伸びが鈍くなり、競争とシェアを奪い合うため、売上げを左右する上に、最後の衰退期になると需要が少なくなり、売上が下降して市場から撤退するということになるでしょう。

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