大数の法則内容、それが具体的に利用される業界

大数の法則とは、試す回数を増やせば増やすほど、事象の起こる確率は一定の値に近づくという法則です。

例えば、材質が均一なコインを投げて、表と裏の出る確率を求めるケースがありますが、この場合の裏が出る確率は0.5となり、これは、実験的に裏の出る確率を確かめる場合には、自分でコインを何回も投げることで、裏の出た回数をコインを投げた回数で割って計算します。

また、何回もコインを投げるような実験が面倒な場合は、コンピュータ処理をすることも可能です。しかし、何回もコインを振ることで、裏が出る確率は0.5に近づいていきます。ただし、これは0.5になることがあっても、0.5であり続けることはないということで、0.5に近づいていく法則です。

また逆に0.5に近づくものの、0.5から離れて0.1以下になるということも起こりません。
生命保険業界では、人の生死においても同じことが成り立つとして、万が一に備える仕組みである生命保険でこの原則が利用されています。例えば、ある地区のある年齢の人の1年間の死亡率が高いと仮定します。

しかし、日本全体として見ると、その年齢の死亡率は、毎年大差なく一定で変化しませんので、この法則が利用できるのです。また、少数事例をとると不確実で偶発に思えることも、この観点からすると一定確率が求められます。そこで、生命保険会社が決める保険料は、年齢別、性別の死亡率、生存率などで利用されているようです。

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