日本でのクレジットカード発展を行ったICBAの役割

国際カードビジネス協会は通称ICBAと呼ばれていた組織で1988年から2010年まで日本のクレジットカードの国際ブランドの付与から広報や啓蒙活動を行っていました。

設立以前の日本のクレジットカードの状況としては、クレジットカード会社が直接VISAやマスターカードと提携を結んでいたことから、大きな会社でない限り提携を結ぶことが難しい状態で、クレジットカードも大きな発行会社でない限り流通させるのが困難な状況でした。

その為、日本信販株式会社と数社が集まり、ICBAを設立し、百貨店やメーカー、専門店、金融・保険、サービス業などの他業種が簡単にクレジットカードの発行を行う事が出来るようにしました。

これにより、大手企業でしか参入できなかったクレジット市場に多方面の他業種が参入することにより、市場の活性化に成功し、クレジットカードの普及率や利用率の向上に努めました。

国際ブランドに関してはICBAを通すことで、直接提携を結びに行かなくても、仲介して提携を結ぶことが出来るので、小さな企業であったとしても手間をかけずに国際ブランドの取得が可能になりました。しかし、現在ではVISAが企業に対して発行する許可を与えてしまったことから、この組織の役割も無くなったことで2010年に解散をしてしまいます。

しかしその後に日本クレジットカード協会が誕生したことで、日本での利用率の統計や広報、啓蒙活動を代わりに行っています。

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