事前に分割支払いを行う前払式特定取引の仕組み

前払式特定取引とは、事前に2ヶ月以上、3回以上にわたって分割した会費等の支払いを行なうことで、企業は後日、商品やサービスを提供する取引の事です。主に冠婚葬祭のサービスや商品券の提供などが行われており、利用者は冠婚葬祭の互助会やデパートの友の会などに加入することで取引を行なうことが可能です。

前払い式の割賦販売法としては別に前払式割賦販売があり、こちらの場合には利用者と販売業者間とのやりとりとなり、事前に商品代金の一部を2回以上にわたり支払う事で、高額商品を購入する流れになります。主にミシンやピアノなどの購入方法として利用されています。

大きな違いとしては直接、販売業者と取引を行うのか、互助会や友の会のような取次業者と取引を行うのかで取引名目の仕組みが大きく異なります。

規制内容としては、商品を引き渡す前に金額だけを受け取って、業者が倒産や解散などをした場合に、利用者が収めた金額が返還できないなどのトラブルが生じたことから、前払式取引を行う業者に対して経済産業大臣の許可が必要になりました。

許可された業者には利用者の利益を保護するために、倒産した際の保証金である営業保証金の供託や利用者から預かった前受金について説明する義務が設けられています。
これにより、業者が倒産した場合でも保証金から利用者に補填される仕組みになります。商品購入手段の1つとなりますが、トラブルの可能性も認識しなければいけません。

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