株式会社が積み立てる任意積み立て金の意味

任意積み立て金とは、株式会社が規定により株主総会の決議で利益を元に任意に設立した積立金の事です。種類としては2種類に分けられ、特定の目的がある場合の目的積み立て金には退職給付・技術研究・事業拡大積み立て金があり、こちらは会社で発生する目的の為に利用されます。

目的がない場合には無目的積み立て金があり、別途積み立て金とも呼ばれています。利用目的に依存しないことから利益を保留し、必要になった場合には引き出すことが出来ます。

会社法では資本準備金に該当し、利益準備金と資本準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで、配当額の10分の1以上を資本準備金、利益準備金として積み立てなければならないと定められています。これにより会社へ融資を行った債権者と株式を購入する株主の両方の立場のバランスが整った準備金の仕組みになります。

このような準備金をあらかじめ用意しておくことで、会社の拡張や従業員の退職金、さらには会社の経営状態が不振に陥った場合には経営状態を立て直す資金源としての役割があり、将来に対しての内部留保金として機能します。

もし倒産してしまった場合には配当平均積立金があるので、債権者や株主に対しての補填はここから行われます。そして再建を目指す場合には金融機関からの援助などが行われることから、先の見えない債権者や株主は配当金を受け取るのか、それとも再建に向けて新たなる融資を行うのかの判断が行われます。

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