金銭と目的物を交換することで成り立つ要物契約

要物契約とは目的物と金銭を交換する事で成立されるものをいい、普段の生活の中で商品を購入した際の取引に該当します。これには2種類があり、要物契約と諾成契約に分かれます。商品やサービスを利用する場合にはこの2つを利用することになり、提供方法によって使い分けが行われる仕組みです。

諾成契約は当事者間の合意の意思表示によって成立するものであり、アパートやマンションを借りる際に行う賃貸物件の貸し借りなどが該当し、実際に目的物の引き渡しを行わずに売り手と買い手が合意を行えば認められるものになります。

クレジットカードやカードローンの申し込みも該当するものであり、カード自体は目的物ではなく融資を目的物としているので、利用者と金融機関の合意の意思表示によって認められる商品になります。

要物契約は目的物を引き渡すことで成立するものであり、クレジットカードを利用した買い物を行った場合にはその場で現金の引き渡しを行わない状態で目的物を入手することができるので、金銭消費賃借契約も交わることになります。

クレジットカード会社が一時的に商品代金を負担し、利用された加盟店側も後日クレジットカード会社からの支払いが行われます。つまり購入日の時点では現金を入手することが出来ないわけになり、利用者側も後日に請求日が訪れることで初めて商品代金を支払うことになります。その場で現金で支払わない小切手、手形、振込入金なども金銭消費賃借に該当します。

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