金融機関によるオンライン処理とバッチ処理

コンピュータシステムの一つにバッチ処理があります。これはリアルタイムで計算を行うオンライン処理とは異なり、命令を一時的に別のコンピュータで処理し、保存していたデータを一定の時間でデータベースに反映させることが出来る効率のいいシステムになります。

金融システムではオンライン処理と併せて使われており、ATMで振込の命令を行った際にオンライン処理が行われるので、リアルタイムで反映させることが可能です。しかし時間帯によってはオンラインサーバーが混線してしまうことから、サーバーの処理能力にも大きな影響を与えてしまい、スムーズに取引が出来ない場合があります。

それに対してバッチ処理はバッチサーバーと呼ばれるいくつものあるサーバーで計算を受け付けている状態であり、一定時間ごとに一括でデータベースに記録を行う事ができます。

実際にデータベースに反映される時間はかかってしまいますが、混線する事態を避けることが可能であり、計算自体はその場で行われるので、サーバーが混線して故障するトラブルなどのリスクを軽減することが可能です。

クレジットカードの場合には振込キャッシングが該当します。クレジットカード会社にも寄りますが、深夜などの時間外での振込キャッシングを申し込んだ場合に指定されている銀行口座であれば、オンラインシステムを使う事により即座に入金が行われます。

一方で指定された銀行口座以外では入金を行う命令だけは計算されているので、一時的にバッチシステムで保留され、銀行口座が利用できる時間帯になれば反映される仕組みになります。

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