金融機関の資金調達手段である担保差入れ有価証券

担保差入れ有価証券は備忘勘定の事で、所有する債権を担保として提供した場合に適応されます。従来では担保差入を行った場合には有価証券勘定から差入れ有価証券勘定に振替処理、注記処理のどちらかで処理が行われていましたが、金融商品会計制度の導入により注記処理で行う事になりました。

有価証券は商業手形などの債権であり、将来回収できるであろう貸した金銭に関する権利になるので、これを担保に取引を行います。信用取引の種類になるので、例えばクレジットカード会社や消費者金融の場合には新しい融資を行うために資金が必要な場合には金融機関に有価証券を担保に資金を調達することになります。

これが担保差入れ有価証券であり、当然ながら債権に信用を持たせないといけません。その為にクレジットカード会社や消費者金融では毎月返済を行ってくれる優良顧客の債権を集めることで、これを有価証券として取引を行います。

きちんとした返済であれば価値のある債権として認められますが、逆に返済の遅延や滞納が目立つ不良債権では価値が生まれないことから、資金調達の手段として担保に利用できません。

この資金調達方法を行っているので、クレジットカード会社や消費者金融などの金融機関では審査を行い、完済できている人間であっても毎月きちんと返済が行われているのか過去のデータを見て信用情報を得ることになります。完済はしているものの、返済日の延期を申し込んできたり、リボルリング払いをよく利用していた場合には信用を失う場合もあります。

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