年次報告書による会社の情報と株主の判断材料

年次報告書とは、企業経営の1年間の結果をまとめた書類の事です、主に株式会社、有限会社の取り締まりが作成する書類であり、各事業年度の貸借対照表、損益計算書、会社の財産および損益の状況を記載しており、事業報告、付属明細書を作成する必要があります。

株式会社の場合には、定時総会の終結後に誰もが閲覧できる状態で10年間保存することが決まっています。これにより、個人でもインターネットで会社のページのIR情報にアクセスを行う事で、年次報告書を閲覧することが可能です。

年次報告書は取締役会の承認、監査役による審査、会計監査法人による会計監査を通すことで、株主総会にて株主の資料として提出されます。

誰もが閲覧できる資料なので、これから株主になる人や会社の動向を調べるアナリスト、ライバル企業の状態を調べることなどに利用されることがあり、もしこの資料を作成しなかった場合には会社法による罰則として100万円以下の過料を支払う事になります。また虚偽内容を作成しても同等のペナルティが課せられます。

役割としては有価証券報告書とは異なり、株主の長期的投資の判断材料になります。また企業のビジョン、社風、経営者の考え方、戦略、顧客の満足度など会社をアピールする判断材料としての役割もあり、魅力的な企業であれば株主からの新しい投資が行われることになります。

その為、企業の経営活動を知る上での資料としての役割が強く、財務諸表などでは見えない資産などを見ることが出来るのです。

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