BISと呼ばれる国際決済銀行の立ち位置とは

BISとはスイスにある国際決済銀行であり、世界の主要国の中央銀行が出資を行っているので、全世界の中の中央銀行と言う立ち位置になります。主に各国の中央銀行の代表者が会合を行う場所として利用されており、金融に関する国際的なルールを定める力があります。

例えばBIS規制と呼ばれるルールでは各銀行が保有すべき自己資本の量に関する規制であり、自己資本比率を8%に維持しなければいけないなどのルールを取り決めることで、全世界の金融状況を安定させる狙いがあります。

設立の目的としては、ドイツの第一次世界大戦に対する賠償の支払いの行き詰まりを打開する目的で、賠償金の支払いを円滑化するために設立が行われました。しかし、その後に大恐慌を迎えることでドイツの賠償支払いが停止され、第二次世界大戦へと進んでしまったことから、設立時の役割を果たしていないまま今日を迎えています。

第二次世界大戦後は、現在の様な各国の中央銀行間の協力の元で国際金融業務に対する取り決めを行い、また、中央銀行からの預金の受け入れ、為替の売買、国際金融の統計資料の公表などが行われています。

日本は1970年に加盟しており、それ以前は第二次世界大戦での代償としてサンフランシスコ講和条約によって一度、非加盟となりました。現在ではBIS規制などの受け入れを行っており、日本の金融機関にも大きな影響力を与え、流通経済にも変化を与える存在と言える組織になります。

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