EMVによるICチップ搭載型クレジットカードの普及と目的

クレジットカードで使われているICチップと端末に関するシステムには、標準的な仕様があります。日本でもクレジットカードのシステムはこの仕様に基づいて導入されてきました。

EuroPay、MasterCard、VISAと全世界で展開を行う国際ブランドの名称の頭文字からEMVと呼ばれており、このシステムを用いたICチップ搭載のクレジットカードはEMVカードと呼ばれています。

2001年にはクレジットカードのセキュリティ向上のため、従来の磁気ストライプの型の切り替えが行われており、ヨーロッパでは2010年に切り替えが完了しています。日本でも半分の割合で普及が行われていますが、アメリカをはじめとする全世界のほとんどでは切り替えへの着手が行われていません。

その理由はコストであり、クレジットカードにICチップを搭載させることだけではなく、加盟店にICチップを読み込ませる端末も普及させなければならないからです。従来の磁気ストライプ型でも決済は行えることから、このままでも問題ないとするイシュアーも存在しており、先進国であるアメリカですら普及開始に至っていないのです。

日本のクレジットカードにはICチップ、磁気ストライプの両方を搭載することで柔軟性を持たせており、アメリカなどのICチップに対応していない国で利用する場合には磁気ストライプを使う事になりますが、セキュリティ面での不安要素が拭えないのも事実です。

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