EBTによるアメリカでの生活保護の受給と日本との比較

アメリカでは生活保護受給者に渡されるものとして、EBTがあります。これは対象者に渡されるデビットカードのようなもので、専用の口座に州政府が生活保護費として振り込む仕組みです。

以前のアメリカでは食糧費補助政策として、フードスタンプと呼ばれる食料品の購入のみが可能な金券が配布されていましたが、紙媒体での金券を渡していたことから、その金券を転売して現金化を行う利用者が増え始めました。また、紙媒体での管理や発行などのコストの問題を抱えていたことから、EBTによって電子化が行われました。

日本では、生活保護は、一般的に低所得者層と言われる収入よりも多くの金額が受給される仕組みから、働くことが出来るのに働かずに受給する方がマシと考え労働意欲を下げる制度と考える人も少なくありません。

さらに、日本の生活保護は現金による受け渡しが行われていることから、これが必ずしも生きるために充てられているわけではないことが問題視されています。衣食住がある最低限の文化的な暮らしができない人の為の保障をする制度なのですが、現金が支給された後の実際の使い道までは検証される事が無い為に起こっている現象といえます。

こういった状況があるので、税金を使って行われる生活保護制度については見直しが求められており、不正受給が受けられる現在の状況を打破しなければいけません。そのうえで、支給に関しては使い道のハッキリしない現金では無く、アメリカの様に限定された食料だけを購入できるフードスタンプの様なシステムの導入を求める声も存在しています。

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