持参人払による小切手の利用とそのリスクとは

小切手の支払いで一般的に使用されているものを、持参人払式小切手と言います。持参人の文字を消さずに支払い相手に交付するだけで、現金を渡したのと同じ効果があります。受け取った相手がこれを銀行に持って行けば、記入されている金額の現金を手にできるので、決済方法として利用することが可能になります。

現在、日本での小切手による決済は企業が行っており、専用の預金口座を設立すれば、預金口座の残高の範囲で利用することが可能です。個人単位でも申し込みは可能ですが、審査の時点で拒否される傾向が強く、審査をパスするのはほぼ不可能と言われています。

そのため、海外のように小切手を使った富裕層の決済をあまり目にすることがありません。審査があるということは、銀行側が開設者に対しての信用を行っているサービスであることを示しており、もし預金口座に金銭が入っていなかった場合には、それなりのペナルティが存在します。

これは支払い相手に小切手を渡しておきながらも、預金口座に金銭が入っていなかった状況が半年に2度も起きた場合に、銀行取引停止処分が行われ、2年間銀行サービスが利用出来なくなってしまうのです。他の銀行にも通知が行われるので、外部からの融資を受けることが出来なくなります。

この状態のことを事実上の倒産と言われており、融資が行えなくなった企業は倒産するしかないわけです。信用に対するペナルティが大きいので、小切手を使う企業などは少ないです。

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