実現主義と発生主義による会計の計上違いとは

実現主義とは、収益を商品の受け渡しに対して現金等価物で習得を行う時点で計上すべきだという、会計学における考え方です。

つまり、商品やサービスなどの提供を行った際に、現金で支払いが行われた場合にはそのタイミングで計上を行いますが、クレジットカードや電子マネーなどで後から支払いが行われる購入方法が行われた場合には、クレジットカード会社や電子マネー会社から振り込みが行われた際に計上することになるのです。

割賦販売などの分割購入の際には、完済した時点が該当し、支払い中は購入した商品の所有権は割賦販売斡旋業者が所有していることから、完済をしたタイミングで所有権が購入者へと移動します。

割賦販売斡旋業者が信販会社だった場合には販売店に信販会社から支払われるので、この時点で計上を行うことが可能になりますが、割賦販売斡旋業者が販売店の場合には購入者の代わりに店舗が立て替えて商品を販売しているので、完済したタイミングで会計を行うことになります。

このように現実で収益を確保することを実現主義と呼んでおり、対する発生主義では収益が費用の事実が発生した場合に計上を行う手法になります。

これにより手元に現金や現金等価物がない場合でも、後から手に入る事実をベースにして計上を行うので、クレジットカードや電子マネーなど後から現金が手に入る購入方法であっても会計を行います。そのため、実現主義と発生主義は反対の意味があるわけです。

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