執行承諾付き公正証書による強制執行とは何か

執行承諾付き公正証書とは、債権者と債務者そして公証人によって同意を交わした公正証書です。これは債務者が「債務不履行の場合に強制執行を行っても意義がありません。」と意思表示を示した書類であり、公証人によって作成が行われているので、裁判などでも法的に有効な文書になります。

そのため、強制執行が行われたとしても債務者はこれを覆すことが出来ず、債権者は債務者への訴訟を行わなくても、裁判官の執行官に強制執行を申し立てることが可能なのです。

これは個人間での金銭の貸し借りはもちろん、クレジットカード会社や消費者金融、銀行などでも行うことが出来るものであり、返済が滞った際には仮差し押さえによる債権回収なども行われますが、その一歩手前の段階で執行承諾付き公正証書による強制執行が行われます。

金融機関によっては対応が異なりますが、債務者が公証人の前で意思表示を行っていることから、裁判沙汰になる手前で行われることになります。

借金には時効というものが存在しており、個人間では10年、法人からは5年となっているので、債務者が逃亡などを図った際には強制執行を行えば財産の差し押えなどを行うことが可能です。

時効が成立してしまえば借金が無効になってしまうので、金融機関や個人などが債務者を追い詰めるための手段の一つにしか過ぎないのです。このような事態にならないためにも、クレジットカードや消費者金融を計画的に利用することが重要です。

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