授権資本による株式の総数とM&A対策とは何か

授権資本とは、株式会社が発行する株式の総数の事です。株式会社は、株式を投資家や投資機関に買ってもらうことで資本金を増やしますが、株式を買ってもらうということは会社の部分的な所有権を渡してしまうことなのです。

そのため、授権資本の30%を購入した場合には、投資を行った人間はその会社の30%を獲得したことになり、51%以上の株式を入手した場合には、会社の全てを手に入れることが可能とされています。

このようにしてM&Aなどが繰り返されており、会社の総額が株式の51%の価格よりも上になっていなければいけません。価格が株式の51%以下の場合には、周辺の企業から狙われることになり、会社が乗っ取られてしまいます。その後、会社自体を売買した場合には、利益を生むことが可能になるからです。

このようなM&A対策として、ホールディングスと呼ばれる持ち株会社が設立されています。この会社が50%の株式を所有している場合には、M&Aによって敵対企業や売買目的の企業からの買収を阻止することが可能であり、安全に会社を運営することができるのです。

また、株式発行を多く行う事も一つの手段とされており、多く発行することで、敵対企業が入手した株式の割合を下げることができます。このような新株発行では、株主による許可を得なければなりません。

敵対企業が所有している株だけではなく、株主が所有している株の価値までも下げてしまうことになるからです。そのため、授権資本では最初に発行した株の4倍を超える株を発行してはいけないという制限があります。

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