相殺による企業間での債権、債務の解消法とは

相殺とは、企業間での取引でお互いに所有している債権に対し、債務を使って消滅させるやり方になります。ネッティングと呼ばれる決済方法であり、商品の引き渡しなどが多く発生する企業間で行われています。わざわざ現金や手形などを用意して余計な手数料が発生させること無く、引き渡した商品で支払いを行う仕組みです。

差額が生まれる場合には現金や手形で残金を支払ったり、次回の商品の引き取りにて相殺させたりすることになります。これは企業同士がお互いに債権や債務の取引を行っている際に利用できるものであり、卸業者から商品を卸していただけでは単なる債務者と債権者の関係になるので、相殺を利用することが出来ません。

そのため、お互いに債務者、債権者になる必要があるのです。
これを利用することによって、手数料を抑えることが可能であり、大企業ほど企業間での取引の際に多額の金銭が動くことになるので、出来るだけコストを発生させないためにもこのネッティングが利用されています。

問題点としては、海外の企業との取引であり、国内の企業同士であれば取引に行う商品の価格変動があまり起きませんが、海外では外国為替の問題から日本での価値と海外での価値に左右されることになるのです。

送金手数料や為替手数料などを考えれば、低コストでの決済を行う手段になりますが、取引に行う商品の価格変動によっては、お得になる場合もあれば損する場合などもあるので、リスクを負う可能性があるわけです。

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