ビルディングソサイエティと呼ばれていた住宅金融支援機構

ビルディングソサイエティとは、イギリスにおける住宅ローンを取り扱う、民間の専門機関のことです。1986年に一般消費者ローンの取り扱いが許されたことにより、クレジットカードを発行したり、住宅に捉われないローンサービスの提供を行うなど、近年では普通銀行に近い業務を行っています。

ビルディングソサイエティは、元々はイギリスの住宅金融支援機構の事であり、組合員が相互間で扶助を目的に預金を行うことで、申込者が住宅や土地を購入する際に借りることができます。そのため、預金者は出資者になり、総会においても預金者は決議権を持つことになります。

日本では共同組織金融機関に近いものであり、農林中央金庫や信用協同組合、労働金庫などそれぞれの組織に所属している労働者から預金を集めることで、それを元手に様々なローンサービスを行っています。

現在のビルディングソサイエティは、住宅ローンに限らず様々なローンサービスの提供を行っているので、純粋な住宅金融支援機構は今のイギリスには減少してしまいました。銀行へ転換することで組合員以外からも預金者を集うことが可能であり、多種多様なローンサービスを提供することで、相乗効果を狙う役割もあります。

また、銀行化を行うことで組合員の権限を薄める役割も果たしており、1986年を機に組織の構図から役割、目的なども大きく変化を果たしました。そのため、現在では通常の銀行として動いている組織が多くなったわけです。

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