クレジットカードが片務契約であるといえる理由

片務契約とは簡単に言うと、契約を交わした後に片方だけが責任を負っている状態の事を指します。大きく分けて有償のものと無償のものとがあります。どちらも共通して言えることは片側にしか責務が生じないという点です。

クレジットカードを持つことは片務契約であるといえますが、それはある人がどこかのクレジット会社でお金を借りる場合、そこでクレジット会社はお金を貸し出しますが、そのあとに債務者に対して何か責務を負うわけでは無いという理由からです。

一方債務者は、元金に加えて利息を乗せて債権者に返済するという義務を一方的に負っているのです。クレジットカード契約はその中でも有償の部類に入ります。それは借りるにあたっては「利子」という代価が上乗せされているので有償というわけです。

この状態を理解しているとなぜクレジット会社と契約書を交わしたときに会社側は原本を持っていて、自分は単なる控えだけでよいのか理解できるでしょう。なぜなら、債務者側にはその契約書の内容に基づいて何かの責任を相手側に要求することができない性質のものだからです。

もうひとつの形態は無償のものですが、たとえば贈与契約などがそれに含まれます。というのは契約を結んだ後に、贈与する人にのみに責任が発生し、贈与される側の人は何の義務もなく、純粋にもらうだけだからです。しかもクレジット会社との契約のような利子などが発生するわけもないので無償の片務契約となるわけです。

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