クレジットカード決済を安全に行う通信規格のSET

SETはSecure Electronic Transactionsの略で、クレジットカードの取引において、インターネット上の決済をセキュリティの面で安全に行うための通信規格のことです。

これはクレジットの世界的なブランドである、VISAとマスターカードが共同で開発したもので、さらにマイクロソフトやIBMが共同で標準化しており、そして、暗号化には「DES」あるいは「RSA」、デジタル署名には「RSA」を採用しています。

これらの主な特徴は、カード会員がインターネット上でカード加盟店に送信する、買い物に関する発注情報を、クレジットカード会社に送信する決済情報と完全に分離する点です。これによってカード加盟店でもカード会員のナンバーを把握することができなくなり、それゆえに決済の安全性を高めているのです。

SETでは、インターネット上でのクレジットカード決済を安全に行うために、カード会員、カード加盟店、決済金融機関の3者が認証局に証明書を発行してもらい、そのうえで取引をする手順を定めています。この通信規格の始まりはそれほど古いものではなく、1997年に最初の規格がスタートしました。

世界標準でありながら柔軟性があり、利用する国独自の商習慣に対応する拡張仕様があるのが特徴です。日本向けではボーナス一括払いやリボルビング払いがその代表選手でしょう。そして現在はさらにベリトランスなど次世代の規格がスタートしています。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

このページの先頭へ