改正貸金業法は多重債務者を救うことができるか

グレーゾーンが存在するといわれた従来の法律を整備して、利用者が安心してお金を借りられるように見直したのが改正貸金業法です。お金の貸し借りは貸金業法に基づいて行われています。業務としてお金を貸すには免許が必要です。法律に則って業務を遂行できるように規制をかけるという意味合いもあります。

無法のままでは貸主である消費者金融やクレジット会社の天国となってしまい、法外な利息を要求されたり、借金に歯止めが効かなくなってしまったりする可能性があるのです。そこで多重債務者を抑止するための法律として改正されました。

改正のポイントは、1.総量規制、2.上限金利の引き下げ、3.貸金業者に対する規制強化、の3つとなっています。
まず、総量規制によって、借り入れの上限が決められました。お金を借りられるのは総額で収入の1/3までと決められました。

これによって返済のめどもなく借金をして、複数の金融業者から借入れをするということを繰り返すことかできなくなりました。銀行からの借入れは対象外となりますので、住宅ローンや自動車ローンは規制外です。改正貸金業法による規制強化措置では、貸金業取扱主任者の資格取得者を置くことが義務化されています。

この資格は国家資格です。改正貸金業法は利用者の保護を目的としていますが、既に多重債務者となっている場合には、新規の借入れができなくなっています。しかし、30%近かった金利の上限も20%程度までに引き下げられたことで、債務を減らすことができるケースもあります。

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カテゴリー:金融用語

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