貨幣は客観的な価値を判断することができる

物々交換の時代とは違い、現代は貨幣が経済を動かしています。商品・サービスを購入するためにはお金が必要です。お金がなければ、生活するための準備を整えることができません。衣食住を整えるためにはなくてはならないものなのです。貨幣には経済学上では3つの機能があると言われています。

たとえば価値を見極めるための機能です。価値尺度といいますが、物々交換の時代には、その時々で品物の価値は異なりました。その時々で欲しいものや必要なものと交換していたからです。しかし、現代ではお金によって商品を購入する価値を客観的に判断することができます。

また、交換の媒介という機能もあります。これは、数量を数えることができる商品と交換することで、共通の価値を所有すると認められたと考えることができるというものです。もうひとつ価値の保蔵があります。売買をすることで物の価値はその時に使用した貨幣と同等ということになりますので、価値として保蔵することができるのです。

たとえば、リンゴが1個あるとして、これを食べてしまえばゼロになってしまいますが、リンゴ1個分をお金にしておけば必要な時に購入することができるという考え方です。ただし物価は上下動がありますので、価値の保蔵機能に関しては完全とは言えないところがあります。

また、お金が額面通りの価値を持っていると証明されるためには、発行元である政府の信用が必要です。インフレ率が異常に高くなると紙幣が紙くず同然になってしまいます。そうなるともはや政府の信用は皆無です。

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カテゴリー:金融用語

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