金融自由化とハイリスク・ハイリターンについて

金融市場の規制を緩和することによって、銀行、証券会社、保険会社などの業務を自由化し企業間の競争力を高めることを金融自由化といいます。具体的には金利、振込・送金手数料などの金額設定が金融機関ごとに異なるようになったため、利用者の選択肢が拡がりました。

また、独自の商品を提供することで顧客の開拓が行われ顧客の獲得競争も盛んになっています。
金融機関の大きな収入源のひとつとなっているのは企業との取引です。大口の顧客として金融機関側も長期的な顧客契約を視野に入れてサービスの提供を始めました。

しかし、一見魅力的な商品であっても、元本の保証がない、金利が相場の変動と一体化している、投資色の濃い消費などハイリスク・ハイリターンの商品も多くあります。利用する場合には、リターンの情報ばかりに目をとらわれず、リスク面についても慎重に検討をすることも必要となります。これは個人の顧客でも同じです。

金融自由化でサービスの向上が期待されたのですが、結果的に金融機関側のメリットばかりが目立ってしまい、消費者にとってはメリットよりもデメリットになるケースが多くなりました。そのため消費者を保護し救済する方法として、金融商品販売法や金融商品取引法などが制定されました。

金融機関は資産運用のためには必要ですし、上手に利用すれば資産を効率よく増やすことができます。金融自由化によって開発商品は経済状況に左右されることも多いですし、幅広い商品がたくさんありますので、それぞれの特徴をよく理解した上で利用することが大切になります。

この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

カテゴリー:金融用語

このページの先頭へ