金融ビッグバンによって業務提携と企業合併が加速

バブル崩壊後には東京の証券・金融市場では証券市場の大改革が行われました。これを金融ビッグバンとよび、金融システムを改革するためのプランの事を指します。このプランは銀行、証券会社、保険会社の分野が対象となっています。というのもこれまでは金融機関ごとに役割分担がはっきりとしていました。

たとえば、預貯金専用、投資信託専用、保険専用などに業務が分割されていました。しかし、資産運用や経済市場を考えると垣根を取り払ったほうが良い効果を得られるという考えが広まったのです。

金融業界への新規参入や海外の金融機関の参入に対しても、規制の垣根を低くして業務活動ができるようになりました。

そのため、非金融業からの参入もふえました。利用者にとっては機能の統合によるメリットはあまりないのですが、サービスを発信している金融機関にとっては顧客獲得のためのチャンスとなりました。そのため、特に大手は積極的に活用をして新たな商品の販売をしたり、既存のサービスの充実に取り組んだりしています。

また、インターネット上で営業をする店舗のない金融サービスが台頭していて、多くの顧客を集めています。自宅に居ながらにして資産の管理を行なえるようになりますので、ネットワークを利用したサービスへの参入は既存の金融機関にとって拡充すべきサービスの筆頭に挙げられています。

金融ビッグバンによって業界内のサービス競争が始まりました。また、それぞれの得意な分野を生かして業務提携や企業合併をすることによって、業務の拡大・サービスの拡充をはかっているのです。

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カテゴリー:金融用語

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