証券会社の分類と、「登録制」と「免許制」

証券会社とは、有価証券(株や国債など)の売買などを行う会社のことです。日本においてその位置づけは、金融商品取業者のうち、第一種金融商品取引業を営む会社のことを指します。もともとは、証券取引法において、登録を受けて、証券業を行なう会社を指す法令用語でしたが、金融商品取引法の改正に伴って、それは撤廃されました。

第一種金融商品取引業は、金融庁長官の登録制となっています。その要件は、株式会社であること、資本金が5,000万円以上であること、自己資本比率が120%以上であることや、その他にも社内に人的構成や、主要株主の規定があります。今までの証券取引法と比較するとかなり厳格になったと言われています。

1968年に、今までの登録制の代替として「免許制」が採用されましたが、1998年の証券取引法改正によりなくなり、「登録制」に移行しました。ちなみに以前は免許が細分化され、業務ごとに決められ、そのすべてに該当する証券会社を「総合証券会社」と表現しました。

免許は、以下の通りです。
・第一号免許…自己計算売買、ディーリング
・第二号免許…売買仲介、プローカレッジ
・第三号免許…引受、アンダーライティング
・第四号免許…売りさばき、セリング

ただし、登録制に移行した今でも、有価証券店頭デリバティブ取引などの扱いを行う業務や、有価証券の元引受を行う業務、私設取引システムを開設・運営する業務において、それぞれ認可制となっています。

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カテゴリー:金融用語

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