消費者金融の歴史と、融資に関わる法律「利息制限法」

消費者金融とは、消費者信用のうち、個人への金銭の貸付けのことを指し、小口融資とも言われます。貸金業業者、その中でも一般の個人に対する無担保での融資事業を行なう業態のことをさすこともあります。1300万人が利用していると言われ、日本人の10人に1人の割合で利用していることになります。

消費者金融は、出資法の範囲内に基づく金利で貸出をおこなっているものと、この金利以上での貸出を行なっているもの(いわゆる闇金融などのもの)などがあります。

貸金元本が10万円以内であれば、年利20%、10万円以上100万円未満であれば年利18%、100万円以上であるなら年利15%を上限としている利息制限法は、罰則は無いが、強行規定であると言われています。

強行規定とは、罰則の有無にかかわらず遵守しなければならない規定のことを指します。これに反する契約は無効となります。
その歴史は、1929年の日本昼夜銀行などによる小口融資が始まりだと言われていますが、その流れは太平洋戦争による経済や社会基盤の変容に伴って途切れてしまいます。

太平洋戦争後は、資金は復興に当てられるようになり、個人への直接融資は戦後10年ほど行なわれませんでした。1950年代を過ぎると、信用金庫などの中小金融機関が消費者への融資を始めるようになりました。

1960年の金融自由化への危機感から銀行なども業界へ参入し、ブームとなりました。1977年には、外資系企業も参入し始めて、意識の変更が起こり始めました。またこの頃から強引な貸付けや取り立てが問題となり、自殺などの社会問題も起き、貸金業が規制への方向へとむかっていきました。

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カテゴリー:金融用語

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