ストックオプションのメリット・デメリット

ストックオプションとは、もともと決められた価格で自社株を買う権利のことを指します。予め決められた価格が、その時の価格より安かった場合、この権利を持っている人は利益を得ることが出来ます。

このようなシステムにより、取締役や使用人のモチベーションや士気を高めることができ、一方で会社は株価の値上がり益を通して、将来の報酬を取締役や使用人に与えることができます。ストックオプションには、次のようなメリットがあり、それぞれ以下のような会社に向いている制度です。

1.一定の能力や技術を有している人材を確保したいが、開業後間もなく高額の報酬の提供が困難な場合、将来の報酬を約束することが出来る。主にベンチャー企業などに適しています。

2.将来株価が大きく上がった場合、その効果が大きくなる。将来的に株式公開を考えている会社に向いています。

基本的な仕組みは、まず取締役や使用人に対して、一定額の株価で自社の株式を購入する権利を付与します。続いて一定期間が経過した後、それらの人が当初の価格で株式を購入することができます。

そして株価が上がった時点で売却することで、取締役や使用人に大きな利益が発生します。会社の業績向上による株価上昇が、取締役や使用人の利益に直接的に結びつけることから、業績向上やモチベーションの向上に結びつくということが期待されています。

ただしストックオプションにはデメリットも存在します。それは、多額の報酬を手に入れた人材が他に流出してしまうことや、不況などで経営努力が反映されないような状況においては、従業員のモラル低下が懸念されることです。

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カテゴリー:金融用語

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