不良債権は経済状況によって発行が左右される

不良債権とは、銀行などの金融機関の融資(貸付け)したお金が、融資先の倒産や経営悪化などの理由から回収が難しくなっている融資金(金融機関から見るもの)のことを指します。ここでは金融機関の視点から解説します。

企業などが保有しているものは、決算期ごとに回収できるかどうか査定し、回収が困難な場合においては、引当金を設定し費用として計上、また不可能な部分に関しては、減損処理を行ないます。

このような処理を行なうことで、金融機関の利益の減少もしくは損失が拡大することに繋がるため、この類いの債権は避けられるべきものであると解釈されています。
景気が良い場合では、これの発行は少なくなります。一方、不景気になると貸出先の業績が悪化し、これが発生する可能性が高くなります。

同時にこのことは、金融機関における引当金の増加を意味するので、利益を圧迫する原因となります。金融機関は日本経済を支える基盤となるので、このようなものは経済に大きな影響を与える要因の一つになっています。また反対の言葉として正常債権というものがあります。

その貸出先は、業績が良好で、財務内容に問題の無い貸出先のことを指します。一方、不良債権に分類される貸出先は、破綻先、実質破綻先、破綻懸念先とに分類されます。これらに対する債権は不良債権になります。その状態になる前の「要注意」という貸し出し先がありますが、これは、財務の内容によって異なります。

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カテゴリー:金融用語

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